こんにちは反町です。
今日は、賃貸物件の空室対策でするリフォーム工事金額の予算の組み方を考えていきたいと思います。
この考え方は様々あるかと思いますが、私の考えをお話致します。
よくある考え方が、リフォーム後の年間家賃÷工事金額=利回り という考え方
例えば300万円かけてリフォームし、5万円の家賃が6万円にUPした!
年間家賃は72万円
工事費は300万円掛かった
72万円÷300万円=利回り24%
この考え方が成り立つには、まず家賃が0円でも決まらないという前提である。
例えば、5万円で空室が長引く場合、4万、3万と下げれば決まる可能性はありますよね。
(入居される方の属性が不安となりますが、、、)
先日お話した、スーモ賃料設備相場チェッカーを利用して
https://shibusawa-hudousan.com/newslist/9090/
いくらならまず確実に入居がつくかを考えます。
4万円なら入居は確実につくという場合なら
4万円×12ヶ月=48万円の家賃収入が得られたはず!
つまり家賃6万にUPし、年間72万円の家賃収入から、
収入見込みがあった48万円を引くと
投資をした事で得ることができた増加収入が算出できる。
リフォーム後の年間家賃 - 現状のまま決まる年間家賃 =投資で得られた利益
72万円 - 48万円 =24万円
という事は、24万円÷300万円=8% 投資利回り8%という事になる。
かたや24%という見方で、本来は8%だという考え方。
全然ちがいますよね。
まとめますね、、
私が推奨するのは上記の方程式にあてはめて予算を決めましょう!
ただし、リフォームして入居が付かなければ本末転倒です
お金をかければ良いものは作れますが、賃貸経営は圧迫する可能性があります。
賃貸経営からの観点と、入居者目線を考えられる業者に空室対策リフォームはお願いすべきですね。