賃貸経営BLOG 2021年01月11日

明けましておめでとうございます、反町です。

2021年もスタートしましたね。

コロナが猛威をふるっており油断できない状況ではありますが、賃貸経営は止められませんので色々な事があります。

2020年の年末に管理マンションの給水ポンプが故障し、全世帯が断水しました。

共同住宅でお水がでる方式にはいくつかあり、水の本管からの圧力が弱い地域では、加圧ポンプを利用してお水を各世帯へ送る事となります。

今回の物件は上記のようなポンプ機械でお水を各世帯へ加圧給水方式で送っておりました。

このポンプ機械は2つのモーター(黒いやつ)が搭載され交互に動いていますので、例え一つのモーターが故障しても、もう一つで動いてくれますので

すぐに断水する事はありません。

しかしながら、今回の故障個所が内部の基盤で、原因不明ですがモーターをストップさせてしまうという事でした。

 

内部の基盤が壊れると、基板の在庫があれば基板交換で済みますが

今回の基盤が20年前の製品ですでに製造終了しており交換ができません。

つまり本体の新規交換が必要でした。

 

 

 

この故障があったのが12月26日(土曜)

ポンプメーカーに新規ポンプを発注しても到着が早くて年明けの1月7日頃との事、、、

幸い、ポンプが止まった時は電源を入り切りする事でポンプが再起動する事は出来たので、完全に断水になる事は免れましたので

入居者様には、その簡易的な復旧方法を伝達し、年末年始をなんとか乗り越え、最悪なケースは逃れ年明けに新しいポンプを入れ替える事ができました。

 

 

今回のこの給水ポンプが約20年近く経過していた為、経年劣化で故障したようです。

給水ポンプの耐用年数が約10年~15年との事で、むしろかなり頑張った機械でした。

給水ポンプの交換目安が15年程なのですが、今回のポンプも点検時には異常なしであった為、

正常に機能している機械を交換するのも決断できずにいました。

 

 

 

共同住宅用ですと、ポンプ交換金額も100万以上しますので悩みどころですが、今回のようにいざ壊れてからの対応ですと、

 

最悪のケースは交換完了まで完全に断水してしまう事も考えられます。

 

※最悪は水を常に放出する裏技で、断水しない方法もありますが水道代金が大変な事になります。

特に、水、電気、ガスのライフラインに関する事は早め早めの対応を心がけ、入居者様へ安心できる居住空間を提供したいですね。