賃貸経営BLOG 2020年04月04日

こんにちは反町です。

今日は、賃貸物件の鍵の取り扱いについてお話いたします。

 

賃貸住宅のお部屋キーは色々な種類がありますが、今日は一般的なディンプルキーでお話いたしますね。

 

入居者さんがお部屋を借りると、鍵を預かりますね、、おそらく2本~3本

 

そして、その鍵のスペアを不動産管理会社や大家さんが持っているかというと

 

大手不動産管理会社になると、大家さんも管理会社も鍵を一切もたず、全て入居者へ渡して管理してもらうという形が多くなりました。

 

これは、鍵の予備を管理会社が持っていることで、お部屋に入られるリスク、盗難時の責任の追及が無いようにしているからです。

 

また入居者さんが鍵を無くした場合に「鍵を開けてほしい」と依頼されることが良くありますが、この対応もしないで済むからです。

 

鍵を無くしたら完全入居者負担にて業者を呼び鍵の開錠や、鍵の破壊を行わなくてはいけません。

 

もちろんシリンダーごと交換しますので、全部で3万円以上はかかると思います。

 

要は管理会社の手間や責任問題を避ける為のやり方という事です。

 

管理会社が鍵の予備を持つ場合は、鍵の貸与を無償でしてくれたり、有償ですが安価で開錠してくれたりするメリットはあります。

 

鍵を紛失した場合、営業時間内であれば鍵の貸与をしてくれたりもできます。

 

もちろん防犯上シリンダー交換は請求されると思いますが、おそらく2万円程で済むのではないでしょうか。

 

これはどちらが良いのかは、なんともですが入居者さんの立場になると管理会社が予備を持っていて、取りに行けば取り合えず室内には入れるし

 

夜間対応できない場合でも、翌朝には借りに行けるほうがいいと私は感じます。

 

様々な意見はありますが、一番は鍵の取り扱いを入居者さんが注意して頂く事しかありません。

 

また、火災保険の付帯サービス等に鍵の開錠サービスがついている場合がありますので、そういったものも注意して見ておくといいでしょう。